未利用の位置情報付きデータを利活用する世界メッシュ統計基盤を構築~多様なデータを局所的に処理、高速で安価な方式を開発~

佐藤彰洋が研究代表者として参画する、JST未来社会創造事業「自律分散的世界メッシュ統計基盤アーキテクチャの設計と実証」の研究成果論文「自律分散的世界メッシュ統計基盤を用いたSDGsへの取り組み」が論文誌「応用統計学会誌」(Vol. 50, No. 2&3,  (2021) pp.103-124)に掲載決定となりました。

■研究成果のポイント

1)メッシュ統計の統計的品質評価方法を95%信頼区間により定式化

2)メッシュ統計データの有用な分野が社会の広範囲に存在することを事例的に提示

3)自律分散的メッシュ統計基盤による費用分担モデルによる事業リスクの定式化

以下、プレスリリースでは、メッシュ統計処理の自動化、可視化、分析を可能とする自律分散的な世界メッシュ統計処理のための技術要素の実証実験を2021年東京オリンピック開催期間中にモバイル空間統計(リアルタイム版)を用いて行った報告の他、後半では、各種事例の紹介、国際標準化提案に対する国内委員会合意について報告しています。

(横浜市立大学プレスリリース 2022年7月31日)

https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2022/20228001satoakihiro.html